留萌への旅路 最期の記録VB-6848 リニアPCMステレオ/1音声 121分+映像特典35分 2024年3月21日発売
函館本線の深川駅から分岐して石狩沼田駅までの14.4kmを結ぶ留萌本線。
本線と名乗るJR線としては最も短い路線である。
もともと留萌本線は深川〜留萌〜増毛までの66.8kmを結ぶ路線だったが、2016年12月に留萌〜増毛間(16.7km)が廃止。
さらに2023年3月をもって石狩沼田〜留萌間(35.7km)も廃止された。
残る深川〜石狩沼田間も2026年3月末に廃止が決定しており、留萌本線は鉄道路線としての役目を終えようとしている。
本作は、二度目の部分廃止が行われる前年の2022年9月に撮影。
起点の深川駅から「キハ54形500番代」に乗車。単線非電化の路線をディーゼルエンジンを唸らせ走る。
かつて、札沼線の終着駅であった石狩沼田駅から、現在ではもう見ることの叶わない路線へと入る。
NHK連続ドラマ「すずらん」の舞台となった「明日萌駅」の駅舎が保存されている恵比島駅を過ぎると、留萌本線で唯一の列車交換が可能な峠下駅へ。
のどかな風景の中を駆け抜け、何度も留萌川を渡り、終点の留萌駅へと到着。留萌駅からは「キハ150形0番代」に乗車し、深川駅へと折り返す。
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