
「傷モノの娘だ。ちょうどよい」そう言われ、山の主である大蛇に供物として嫁ぐことになったミヨ。恐ろしい大蛇を前に怯えるミヨだが、生活をともにしていくうちに気持ちに変化が。不器用な夫婦のラブストーリー。「傷モノの娘だ。ちょうどよい」そう言われ、<br>山の主である大蛇のもとに供物として嫁いだ少女ミヨ。<br>喰われるのではないかと怯えるミヨだったが、<br>大蛇は夫婦になれたことを喜んでいる様子。<br>しかし、大蛇の愛情表現は人間のそれとは大きく異なり――<br><br>異種族ゆえのすれ違いを耽美な筆致で描く、ピュアな異類婚姻譚。<br>フシアシクモ 著
角川書店
2021年11月
ダイジヤ ニ トツイダ ムスメ 1
フシアシクモ
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