大学の先生と学ぶ はじめての歴史総合
「問い」と「資料」を使って「歴史的見方・考え方」を身につけよう 歴史総合は高校入学後はじめて学ぶことになる歴史科目です。でも、中学までの歴史とは少し違います。 まず、世界史と日本史を結び付けた全体的な歴史を学ぶことになります。また、歴史用語の暗記ではなく、歴史について考え、理解することが求められていますし、生徒自身が「問い」について話し合い、表現する機会も多くなります。 そこで 高校教師の経験もある大学の先生が、歴史総合の考え方をお伝えします。問いと資料を使って「歴史的見方・考え方」を身につければ、怖いものは何もありません。 歴史総合という未知の世界へようこそ 内容 はじめに 序章 歴史総合の見方・考え方をささえる5つの視点 コラム 18世紀までの世界と日本をどう学ぶか (第1部 近代化と私たち) 第1章 工業化の光と影――産業革命 第2章 市民社会の成立――市民革命 第3章 近代国家の形成――国民国家とナショナリズム 第4章 アジアの開港と開国――世界市場と主権国家体制 第5章 アジア諸国の近代化――立憲制 第6章 世界分割の時代――帝国主義 コラム 冒頭の「問い[:]