子ども達に伝えたい「性」と「生」の話『「げっけいのはなし いのちのはなし」から広がる世界』
大石 真那(おおいし まな)
「性」と「生」の話は、子ども達の心と体を守る「おまもり」です。
重版4刷出来の絵本「げっけいのはなし いのちのはなし」の著者による、「性」と「生」の話をまとめた一冊。
「なぜ小さい頃から性教育が必要なのか」についてのコラムを掲載。そして、絵本「げっけいのはなし いのちのはなし」の活用ポイントをQ&A方式で一つ一つ紐解きながら、性教育の大切さやその方法についてお伝えします。
「赤ちゃんってお母さんのお腹にどうやってきたの?」と思うことは、子どもにとってはごくごく自然な疑問です。
それに対して大人はドギマギしてしまうことも多いですが、子どもにとってはあくまで「お空はどうして青いの?」「象の鼻はなんで長いの?」と同じように聞いたまでのことで、そこに恥ずかしいという気持ちはありません。
ましてや「親を困らせる質問をしてやろう」という思いもありません。
本当に素朴な疑問であり、要は、それを受け取る親側の問題なのです。[:]