筑摩書房?ファラオはどんな仕事をしていた? ?古今東西、理想の君主ってどんなひと? ?ルイ14世はどうして強い王になれた? ?君主国が少なくなったのはなぜ? 君主制がわかると、世界史の流れがわかる === ファラオ、女王、天皇らが統治する「君主制」。 この世界最古の政治制度がわかると、 世界史がもっとおもしろくなる 君主の誕生から革命を経て、現代までを一望する、 かつてない君主たちの5000年史。 === 「はじめに」より この本では、世界最古の政治制度ともいうべき、王様たちが統治する「君主制」というものに焦点を当て、このシステムが人類の歴史のなかでどのように現れ、どのような経緯をたどってきたのかを明らかにしていきます。それは同時に、「王様はなぜえらいの?」という問いをめぐる、探究の旅でもあります。 目次 はじめに 「王様は何でえらいの?」 第1章 王の誕生――太古から古代へ 1 国家の防衛――「戦闘の王」の誕生 2 豊饒の確保 3 社会正義の維持――法典の登場 第2章 理想の王とは――古代から中世へ 1 古代ギリシャ・ローマの君主論 2 古代中国の君主論 3 仏教と君主[:]