流山がすごい (新潮新書)
流山がすごい (新潮新書)「母になるなら、流山市。」のキャッチコピーで、6年連続人口増加率全国トップ――。 かつては数多ある東京のベッドタウンの一つにすぎなかった千葉県流山市がいま、脚光を浴びている。 「子育て中の共働き世代」に的を絞った政策をはじめ、人材活用、産業振興、都市計画、環境保全まで、 あらゆるテーマを同時並行で推し進める。 流山市在住30年、気鋭の経済ジャーナリストが、徹底取材でその魅力と秘密に迫る。 (目次) 第1章 保育の楽園が生んだ奇跡 送迎保育ステーション/6年連続人口増加率トップ/経済ジャーナリストの視点 「田舎は嫌」だったはずが……/特殊な人が賞賛される場所/SimCityみたいだ 女性向け創業スクール/シビック・プライド 第2章 ヒューストンから来た市長 井崎義治物語 「結構遠いなあ」/街としてのポテンシャル/都市計画のプロ/筆者が流山に住んだわけ 「素人レベル」の計画図/流山の可能性がつぶされる/誰もやらないのなら、自分がやる 第3章 市議になるなら流山 近藤みほ 保育園に入れる街を求めて/「共働き子育て世代」向けの施策/データを揃え市長を説得 「今は転入してこないで」/最[:]