陳寿は『魏志倭人伝』に邪馬台国への道里を正確に記していた。
『魏志倭人伝』の記述に隠された方程式を解き、その道里を明らかにして、卑弥呼の都のある邪馬台国へたどり着く。
新説に基づいて、邪馬台国だけでなく『魏志倭人伝』に登場するすべての国々の比定に挑んでみました。また、対馬国の「大官」、伊都国の「王」、「周旋五千余里」などについても論理的に読み解いたつもりです。ちなみに、今回の新説を考える根拠となった部分に関しては、全国邪馬台国連絡協議会ホームページの「私の邪馬台国論」の中で解説していますので、ご覧いただければ幸いです。
■□ 著者のプロフィール ――――――――――――――□■
兵庫県揖保郡(現たつの市)生まれ
広島大学文学部史学科卒業
企画・デザイン会社 株式会社パレット専務取締役[:]